現在、高齢化社会に伴って認知症患者が増えていますが、その中で注目されている施設がグループホームです。認知症高齢者を対象に少人数で共同生活をするグループホームは、地域密着型サービス施設として全国各地で増えています。厚生労働省の調査によれば、2015年時点で全国で12,000を超える施設が存在します。グループホームが増えれば、そこで勤務する働き手も必要となります。グループホームでは、食事介助や入浴介助、排せつ介助など様々です。またグループホームは宿泊型の施設であるため、日勤や夜勤といった働き方があります。施設によりますが、日勤よりも夜勤の数を減らして対応することがほとんどです。
ところで、グループホームで働くのは介護福祉士やヘルパーがメインとなります。正社員として働く人もいますが、パートとして働くことも可能です。パートとしての働き方を選んだ場合、日勤で調理や掃除などの家事全般や利用者の介助などを担当することが多いです。そのため子育て中の方や親の介護などをしている方にとって人気の働き方となっています。正社員も日勤と夜勤を選ぶことができたり、交代制になっている施設とさまざまです。夜勤は手当がつくことも多く、稼ぎたいという方に向いている働き方です。一口にグループホームといっても、身体的に自立している人が多い施設や医療のサポートが充実している施設などさまざまです。施設の性格によって業務内容や勤務体系が変わってくるため、気になる施設の情報はあらかじめ調べてから求人を選ぶと良いでしょう。また、グループホームについてもっと知りたい方は、こちらの参考サイトがおすすめです。